1. HOME
  2. 用語集&コラム
  3. 12月30相場概況 Fan富山

12月30相場概況 Fan富山

年初に円安への期待で、日経平均はゴールデンクロスで年間の高値引けができるか



 東京市場は本日大納会。92円台に入ったドル円相場が好感され、自動車を中心とした国際優良株が相場を牽引する展開になりそうです。日経平均は8月の年初来高値(終値ベース10639円)更新と同時に、8月のザラ場高値10767円を上回って取引を終えることができるが注目される。きょうは25日と75日移動平均線のゴールデンクロスが示現する可能性もあります。

 昨日の東京市場は日経平均、TOPIXともに小幅続伸。東証1部の値上がり銘柄数は905と全体の53.7%に達し、規模別株価指数は中型のみ下落。内需関連や資源関連が堅調に推移した一方、増資懸念の金融が軟調に推移した。 日経平均は年初来高値を前に伸び悩む展開となった。ただ、下値も固くプラスを維持して取引を終了。ほぼ年初来高値水準にあり、次の上値のターゲットは、11月27日安値から12月7日高値までのN計算値10948円処か。 一方、7月13日安値から年初来高値までの上昇幅1589円を11月27日安値9081円から同等値幅近く戻しており(9081+1589=10670)、高値接近から短期的な警戒感もある。 月足の一目均衡表では1月の基準線は11551円に下落する。転換線は12月に続いて1月も上昇が見込まれるなか、12月は月足大陽線で8月高値10767円を超えるような勢いとなれば、1月には基準線11551円処まで上昇する可能性も。

PAGE TOP