投資信託手数料3
投資信託の売却時にかかる、信託財産留保額とは??
途中で投資信託を換金するときに費用を取られることがあります。
それが信託財産留保額で「解約手数料」と言った方が一般の人には分かりやすいでしょう。
換金を申し込まれると、投信運用会社では現金を作るために資産を一部売却する
必要が原則的にはあります。そこでかかるコストを、投資を継続している人に負担させると
不公平となります。ですので、換金を申し込んだ人から手数料を取るかたちになっています。
一般的には、料率は0.3~0.5%くらいです。また解約はタダという投資信託もたくさんあります。
購入手数料や信託報酬に比べると、あまり気にする必要はないと思っています。
以上の購入、保有、解約の3種類以外にもうひとつコストがあります。
口座管理料を年間数千円徴収する証券会社もあります。これは、管理、連絡の事務経費です。
証券会社は、一人の客が複数の投資信託を保有しているときに、それらの総合残高を管理していますし、特別口座では所得の計算と源泉税の徴収もしています。さらに、投資家保護のための法令により、各種の帳票類を投資家に郵送することを義務付けられております。
口座管理料はそうした事務に必要な実費の徴収となっています。
なお、㈱Fanでは楽天証券IFA口座のため、口座管理料は無料となっています。