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1月5相場概況 Fan富山

東京市場は全面高の展開か。


先物主導で終日堅調な展開が想定される。日経平均は昨年来高値を更新したことで、次の上値のターゲットは11月27日安値から12月7日高値までのN計算値10948円処。きょうは昨年8月31日のザラ場高値10767円を上回って取引を終了できるかどうかが注目点となる。

 足元好調な米経済指標に対する利上げ観測への警戒感などもあり、出来高は盛り上がりそうにない。東証の新システム「アローヘッド」稼動で様子見姿勢が強まったが、その影響は徐々に解消されそうだ。

 1日のNY株式市場ではダウ平均が155ドル高と大幅反発となり、昨年来高値を一気に更新した。投資判断の引き上げでボーイングやインテルなどが相場をけん引。12月のISM製造業景況指数が予想を上回ったことも好感された。セクターでは商品市況の上昇で素材やエネルギーが相場を主導。金融の上昇も目立った。その結果、ダウ平均は年末に跳ね返された10年移動平均線を上回って終了。NASDAQは1.7%高、S&P500も1.6%上昇した。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値に比べ235円高の10875円、円建ては180円高の10820円となった。

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