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分配金が大きいファンドは良い?


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分配金が大きい投資信託は、魅力的に見えるでしょう。ですがその分配金の内容によっては危険なこともあります。
投資信託の収益が分配金より大きければ安心ですが、投資信託の収入より分配金の方が大きくなっている場合、無理をして分配金を払っていることになり、更なる基準価格の下落につながります。

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)で投資信託の収入を計算してみましょう。
直接利回りは投資信託のマンスリーレポートなどに載っています。

・基準価格...5,251円
・直接利回り...3.93%
・分配金...35円        (平成25年7月現在)

基準価額×直接利回り(年利)÷12=毎月の収入(1万口あたり)

5,251×3.93%÷12=17.2円

つまり毎月の分配金のうち、利子収入で支払われているのは17.2円÷35円×100=49.14%
残りの約半分は今までの積立などから支払われていることになります。この状態が続けばいずれは積立金も無くなり、元本部分を取り崩して支払うことになるかもしれません。

分配金が大きければ良いというわけではないのです。



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