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着実な資産運用のポイント

SBI証券で資産運用

ポイント1 複利で資産運用する

資産運用は複利の効果と切り離すことはできません。複利運用とは、お金を運用して得た利益を運用し、更に利益を得る方式のことです。逆に、運用して得た利益を使い、元本のみを運用することを単利といいます。

例 100万円を年利5%で運用した場合、複利運用すると20年後には265万円になります。
単利運用の場合、20年後は200万円です。

100万円を複利で運用した場合 20年後:265万円、30年後432万円
100万円を複利で単利した場合 20年後:200万円、30年後250万円

20年間での単利と複利の運用の差グラフ

同じ年5%の利率でも、複利と単利では20年間で受けとる利息の総額には、65万円もの差が生まれます。単利での運用と複利での運用の差は運用年数が長いほど広がっていきます。よって長期の資産運用を行うには複利での運用を行うことが重要なのです。

ポイント2 価格変動リスクを抑える

資産運用するにあたって、価格が大きく変動するのは良くありません。一度落ちたものを元の価格に戻すには簡単では無いからです。少しの利益を積み重ね、着実に資産を増やすことが重要です。

以下の3つのケースは、100万円を年平均5%で運用したときの20年後の運用結果を示したグラフです。すべてのグラフにおいて、年平均5%の収益を上げているにもかかわらず、20年後の運用結果は違ったものになってることがわかりますね。大きな儲けを求めてリスクを背負い、上下に大きく揺れてしまう運用を行うより、毎年5%という着実な資産運用を続けることが大事なのです。

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ケース1
100万円を年利5%で複利運用し収益を上げた場合、20年で資産は265万円になります。p226.jpg
ケース2
年平均5%の収益を上げているが、幅が大きく利益が出たり、損をしてしまっている場合。
前年より30%の利益と20%の損を繰り返すと、20年後の資産は148万円となります。

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ケース3
年平均5%の収益を上げているが、幅が大きく利益が出たり、損をしてしまっている場合。
前年より50%の利益と40%の損を繰り返すと、20年後の資産は35万円となります。

 

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