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証券会社比較【証券会社の比較と選び方】

証券会社(しょうけんがいしゃ)とは

有価証券(株式・投資信託・債券等)の売買や売買の仲介などを行う会社です。証券取引法に基づき証券業を営む会社であったが、金融商品取引法への改正に伴い、このような概念は存在しなくなり、現行法では、「みなし登録第一種業者」として、「金融商品取引業者」に分類される。

証券会社の業務は大きく「委託売買業務」「引受業務」「募集・売り出し業務」「自己売買業務」の四つが挙げられます。これらすべての業務を行う証券会社のことを「総合証券会社」と呼びます。

 

<証券会社の比較と選び方>

証券会社の比較と選び方について考えていきます。一口に証券会社とは言っても、それぞれの証券会社でサービス内容がぜんぜん違います。しっかり比較することが大切です。

証券会社は大きく二つに分けますと、『インターネット証券』と『総合証券』に分けられます。最近よく耳にする「ネット証券」といわれるのが、前者の『インターネット証券』です。比較するために各証券会社の特徴についておさらいしましょう。

 

インターネット専業の証券会社
1990年代後半のインターネットの爆発的普及に加え、1999年の株式売買委託手数料の自由化により、1998年の松井証券を皮切りにインターネットを利用した証券会社が登場した。 それまでの対面営業と異なり、基本的に営業拠点や営業員を必要としないため、人件費などの固定費を削減が可能となり、低コストで機動的な運営ができるようになった。 このため株式売買委託手数料を大幅に引き下げ、価格競争力をつける形でマーケットでのシェアを急速に伸ばした。

インターネット証券のメリットは、とにかく手数料が安く、口座管理料がかからないことです。証券の取引を機械化することで人件費を減らし、手数料を安くすることに成功しました。総合証券と比較していただければよくわかりますが、取引手数料が4分の1から5分の1になっています。また証券会社によっては分析ツールを無料で提供している証券会社もあります。

一方、総合証券のメリットは株取引で悩んだときに証券マンにいろいろ相談を持ちかけることができるところです。初めての株式取引であれば、まずは証券マンから意見を聞いたり、情報をもらうのもひとつの手です。電話で相談することもできます。ただし、人件費がかかる分、正直いって取引手数料は高いです。

日本の主要な証券会社

大手証券
リテールから投資銀行業務までフルサービスを提供する。

野村證券(野村ホールディングス)
大和証券(大和証券グループ本社)
SMBC日興証券(三井住友フィナンシャルグループ)
みずほ証券(みずほフィナンシャルグループ)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJフィナンシャル・グループ完全子会社の三菱UFJ証券ホールディングスとモルガン・スタンレーグループの合弁)
三菱UFJメリルリンチPB証券(メリルリンチ日本証券、三菱東京UFJ銀行と共同出資)

大手ネット証券
SBI証券(SBIホールディングス)
松井証券
楽天証券(楽天)
マネックス証券(マネックスグループ)
カブドットコム証券(三菱UFJフィナンシャル・グループ)

その他にも、先物会社系証券会社、地場証券、外国証券会社等がある。

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